保育士が実際に感じているICTを導入するデメリットとは?

公開日:2022/05/15 最終更新日:2024/06/24


さまざまな場所でICTシステムが導入されていく中で、今後、保育園・幼稚園にもICTシステムが導入されていくかと思います。保育士の業務負担の軽減や円滑な保育園・幼稚園の運営のために必要不可欠になってくると予想されますが、実際にICTシステムを導入した場合、保育士にはどのようなデメリットが生じるのでしょうか?

保育園や幼稚園でICTを導入するデメリット

保育園・幼稚園でのICTシステム導入は保育士の業務の効率化アップや負担軽減などさまざまなメリットがあります。しかし、どんなものにもデメリットは存在します。保育園・幼稚園でのICTシステム導入でどのようなデメリットがあるのでしょうか?デメリットもきちんと把握したうえで、導入を検討しましょう。

■導入費がかかる

ICTシステムを導入するにあたり、今後経費削減はしていくものの初期投資は必要になってきます。何を導入するかで初期費用は変わってきますが、情報をタブレット端末で共有したいとなった場合、タブレット端末の数により、費用はかかってきます。クラスごとの導入が必要な場合は、タブレットの台数も増量してしまうでしょう。

■ICTシステムの理解と慣れ

普段からICTシステムに関わっていないと、ICTシステムの導入後、システムやソフトの理解が必要になってきます。タブレットや機械が苦手な人には慣れるまで時間と負担が生じます。

■トラブル時の対応

どんなものにもトラブルはありますが、機器トラブルが起きた場合にどのように対応するのか検討をしておく必要があります。システムの場合はサポートがついている場合もあるので活用するとよいでしょう。また、トラブル時のマニュアルや決まりなども決めておくと万が一の時にも安心です。

■環境の変化によるストレス

環境の変化によるストレスは周知しておきましょう。今までのやり方から変更するのに、嫌悪感を抱く人もいます。また、効率化のアップや利便性、業務負担の軽減ができるとはいえ、従来のやり方から変更するので心身的にストレスがかかることは把握しておきましょう。また、ICTシステム導入で作業をすることが難しい人にはフォローをするなどの対応が必要になります。

■ICTシステム導入の担当者の負担

ICTシステムの導入にあたり、担当者が必要になってくる場合があります。その場合にその担当者に負荷がいきやすくなってしまいます。普段の業務にさらに新しい業務となると心身共に疲労が蓄積されることが懸念されます。

ICT導入には大変なことが多い

ICTシステムを導入するには大変なことも多くありますが、メリットの方が多く、今後積極的に進められていくでしょう。

■デメリットをメリットに

デメリットをいくつか紹介しましたが、デメリットはあくまでも導入までの現段階のデメリットなので、今後ICTシステム使用していくうちにメリットに変わってきます。導入費の点は、今後経費の削減が図れるため、初期費用をまかなうことが可能です。

また、ICTシステムは理解するまでや慣れるまでは時間やストレスがかかるかもしれませんが、慣れてしまえば大変便利なシステムなので利便性の面でも評価が高く変わっていくでしょう。また、ICTシステム導入でかかるストレスは、ストレスの共有を行うとともに、その改善策を見つけ、話し合うことでストレスも緩和されていくでしょう。

また、いきなりICTシステムの導入を進めるのではなく、まずはトップやまとめ役、リーダーなどの主となる職員から導入の理解と作業内容の把握をすることでスムーズな導入とフォロー体制が実現します。その場合、他の業務とのバランスを考え、1人だけに負荷がいかないように業務の分散や複数人での対応など、配慮が必要です。また、トラブル時は専門家に相談する事や、システムサポートなどを利用していくと安心でしょう。

ICTを導入するときはどうすればいいのか

ICTシステムを導入する場合には、専門家やサポート体制のあるアドバイザーなどに相談しつつICTシステムの導入を進めるとよいでしょう。相談する場合は、保育園・幼稚園の現場をよく理解している職員も含め検討するとよいでしょう。

現場を知らない人のみでICTシステムの導入を進めてしまうといざICTシステムを導入したのに長所である、利便性や効率化アップが見込めなかったり、経費削減のメリットがなかったりと無意味な導入になってしまうため、必ず現場の声を知る、または知っている人の意見を組み取りつつ導入を進めていきましょう。

 

ICTシステムの導入はデメリットも存在しますが、メリットに変換できる事の方が多く、職員の業務負担、経費削減などよりよい効果が期待できるものになります。導入までは大変な作業になりますが、マニュアルを作成するなど、理解しやすい工夫が必要です。今回の記事を参考に、メリットとデメリットをきちんと把握し、導入を検討するとよいでしょう。また、専門家やアドバイザーに相談しつつICTシステムの導入を進めることでよりスムーズな導入が見込めます。

保育園・幼稚園支援(ICT)システムランキング一覧表

イメージ
引用元:https://kids.nihonsoft.co.jp/

引用元:https://www.wel-kids.com/

引用元:https://www.codmon.com/

引用元:https://kidsly.jp/index.html

引用元:https://c-c-s.jp/
会社名キッズビューウェルキッズコドモンキッズリーチャイルドケアシステム
特徴10年以上の実績があり、保育業務サイクルを全面的にサポートし、保育の質を向上させることができるシステム口コミで人気を広げている全国でもトップレベルの導入実績
利用する機能によって料金が変わる
無料アプリと有料サービスがある写真や動画の販売が行える
機能登降園
出欠管理
保健記録
発達の記録
午睡チェック
保育日誌
指導計画
行事計画
要録作成
保護者連絡
ヒヤリハット・事故報告
名前シール
保育料計算
一斉メール配信
職員出退勤管理
園バス位置情報
園児台帳
登降園管理
出欠簿
シフト作成
勤怠管理
事務日誌
園児情報の集計
連絡帳
遅刻・欠席連絡等
登降園(入退室)
勤怠管理
保護者連絡
帳票作成(指導計画・日誌等)
健康管理
シフト作成
口座振替代行
給食管理
バス運行管理
データあんしんパック
出欠・お迎え管理
連絡帳
フォト
個別連絡
園からのお知らせ
カレンダー
シフト作成・管理
各種帳票作成
登降園・出退勤記録検温
連絡メール
個人日誌・要録作成保育料金請求
自動回収等
補助金各種補助金に対応各種補助金に対応各種補助金に対応各種補助金に対応各種補助金に対応
公式リンク公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

おすすめ関連記事