託児所と保育園・幼稚園は何が違う?託児所にもICTシステムは必要なのか

公開日:2023/02/15 最終更新日:2024/06/24


小さな子どもを預かる施設を開業しようと考えている人の中で「託児所に興味がある」といった人はいませんか?似たような施設に保育園や幼稚園がありますが、具体的にどのような違いがあるのか今ひとつわかりません。今回は託児所の仕事内容と保育園・幼稚園との主な違いについて、ICTシステムを導入するメリットと一緒に解説します。

託児所ってどんな場所?仕事内容も解説

託児所は保育園や幼稚園と同じように、保護者から子どもと一時的に預かる施設です。国・自治体から認可を受けていない、認可外の保育施設ともいえます。認可外ではあるものの、基本的には国や自治体が定めている基準・条例に合わせて運営されているのが特徴です。

託児所とひとくちにいっても、その種類はさまざま。保育園にもっとも近い運営形態といわれている独立型託児所、従業員の子どもを預かるために会社内・敷地内などに設立した企業内託児所、ショッピングセンターやジムなどを利用する際に子どもを預けられる施設内託児所などがあります。託児所で働くスタッフの仕事内容は、次のとおりです。

食事やトイレなどの世話

託児所を利用する子どもたちはまだ小さく、身の回りのことを自分でできません。そのため、スタッフが食事やミルク、トイレ、着替えといった一人ひとりに必要な世話をします。

子どもたちと一緒に遊ぶ

子どもたちと一緒に遊ぶのも、託児所で働くスタッフの大切な仕事のひとつです。子どもたちが安全に遊べるように環境やおもちゃなどに配慮を配り、楽しい時間を過ごせるように関わります。

連絡帳や書類作成

保護者へ渡る連絡帳で子どもの様子を書いたり、そのほかに必要な書類を作ったりもします。ただし、商業施設内にある託児所のように一時的に預かるところでは、事務作業はあまりないでしょう。

保育園や幼稚園とは何が違うのか

保育園や幼稚園も子どもを預かる施設ですが、託児所とはどのような違いがあるのでしょうか?それぞれの違いを以下で見ていきましょう。

保育園との主な違い

保育園は厚生労働省が所管する施設で、仕事などを理由に自宅で保育ができない保護者に代わって、主に0歳~6歳までの子どもの世話をすることを目的としています。認可保育園を利用するためには各自治体に届出をした上で、さらに審査に通過しなければいけません。定員を超えた申込がある、または保護者の就労状況などによっては、利用が認められないケースもあります。利用が決定すると、基本的には同じ園へ毎日通うこととなります。スタッフの仕事内容は、託児所とあまり変わりません。

幼稚園との主な違い

幼稚園を所管しているのは文部科学省です。主に3歳~6歳までの子どもを対象とし、託児所と比べて教育的な要素が強くなっています。教育内容は園によってさまざまですが、中には小学校入学の準備として、ひらがなの学習を行っているところもあります。また教育施設であることから、保育時間は9:00~14:00頃までが一般的です。

託児所にICTシステムを導入するメリット

ICTとは「InformationandCommunicationTechnology」の略称で、情報通信技術と訳されます。業務の効率化を目的にICTを取り入れている福祉施設や教育施設があり、託児所でも導入するメリットは充分あるでしょう。主なメリットは次の3つです。

事務作業の負担を減らせる

もっとも大きなメリットのひとつが、事務作業の負担を大きく減らせることでしょう。たとえば、これまでは各自でゼロから作っていた書類をテンプレート化させることで、その都度必要な箇所のみ入力すれば業務が完了します。また入力した情報をほかのページにも連動させられれば、入力回数の手間も大きく省けます。

ほかのスタッフや保護者との情報共有がスムーズになる

ほかのスタッフや保護者との情報共有がスムーズになるのも、大きなメリットのひとつです。ICTに入力した情報は、ほかのスタッフもすぐにチェックできます。子どもの様子やアレルギー、注意すべき点などを迅速に確認できるため、より連携が取りやすくなるでしょう。また託児所からのお知らせや必要な持ち物などの連絡は、一斉に保護者へ送信可能。わざわざ紙に印刷して配る必要がありません。保護者から欠席や遅刻などの連絡ができるものもあります。

ランニングコストを減らせる

最後のメリットはランニングコストを減らせることです。これまで記録や連絡帳などを紙に記入していた場合、ICTの導入で紙・印刷コストを減らせます。また業務が効率化すればスタッフの残業代も減らせるでしょう。人件費の削減にもつながります。

まとめ

一般的に託児所は認可外の保育施設を指します。認可外ではあるものの、多くの託児所は国や自治体が定めている基準・条例に合わせて運営されています。設置されている場所や託児所によって詳細は異なりますが、子どもの食事やトイレなどの世話をしたり、一緒に遊んだりするのがスタッフの主な仕事です。これから託児所を開業する場合、ICTの導入を検討してみてはいかがでしょうか。業務効率がアップして、ランニングコストも減らせます。

保育園・幼稚園支援(ICT)システムランキング一覧表

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引用元:https://kids.nihonsoft.co.jp/

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引用元:https://c-c-s.jp/
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